おはよう！校史讲解第一期——自此文脉复河陇（日语版）

1906年，清政府召百官以开法政学堂。陕甘总督升允上表奏折《奏为甘肃遵设立法政学堂酌拟办法折》建议甘肃设立法政学堂。

1906年、清朝政府は諸官吏を招いて法政学堂を設立しました。陝甘総督（陝西と甘粛の最高行政責任者）升允は『奏為甘粛遵設立法政学堂酌擬法法折』を上書し、甘粛に法政学堂の設立を提案しました。

1909年，经清政府学部同意，将甘肃法政馆改称为甘肃官立法政学堂，校址为省城西大街。甘肃官立法政学堂的设立，标志着百年兰大的正式诞生。

1909年、清朝政府学部の同意を経て、甘粛法政館を甘粛官立法政学堂に改称し、校地は都会である蘭州の西大街となりました。甘粛官立法政学堂の設立は、百年以上の歴史を持つ蘭州大学の正式な誕生を象徴しています。

甘肃官立法政学堂的设立也为当时贫困落后、民智未达的甘肃引入现代文明之光，开启西北高等教育之先河，并自此立于一隅，却仍胸怀天下。当时学堂设有讲习科与法律别科，一别旧往官员培训机构，以高等专科学校之姿重新面世。

甘粛官立法政学堂の設立は、当時貧弱かつ後進的で、民衆の知性がまだ十分ではなかった甘粛省に現代文明の光をもたらし、北西部の高等教育の始まりと見なされています。そのときから一隅に立ちながらも、世界を視野に入れています。当時の学堂は従来の官員養成機関とは異なり、講習科と法律別科を設けていて、高等専門学校として現れました。

宣统元年(1909年)，《甘肃教育官报》中记载的甘肃公立法政学堂成立缘起及建置

宣統元年(1909年)、『甘粛教育官報』に甘粛公立法政学堂の設立縁起についての記載

这封甘肃教育官报上则记录了我校成立之幕，载有“光绪三十四年设立法政馆，是年十月详情改设法政学堂，奏咨立案，宣统元年正月成立”字样，自此文脉复河陇。

 この甘粛省の教育官報にはわが校が設立した当初のことが記録されています。中には、「光緒三十四年に法政館を設立し、その年十月に法政学堂になるし、奏が立案し、宣統元年正月に成立した」という文が記載されています。それから河隴地方の文化的な流れが再び復活しました。

1913年秋，蔡大愚正式任命为我校校长，知难不畏、真儒尽节，其所撰《学校成立记》为建校初期的珍贵史料，“肃然兴学务，俯首育生徒。”

1913年秋、蔡大愚は正式にわが校の学長に任命され、彼は困難を知りながらも恐れず、本当の大儒で気節もありました。彼の撰した『学校成立記』は建学初期の貴重な史料で、「恭しくまじめに学校の事を興し、身をかがめて生徒を教育します」と書いてあります。

省立法政专门学校首任校长蔡大愚撰写的《学校成立记》

省立法政専門学校初代学長の蔡大愚による『学校成立記』

再细读法专时期《斋室规则》，足以窥得当时建学条件之艰、宿舍管理之严苛，亦为培养人才、规范学生品格提供了参本。这也为我校“勤奋、求实、进取”之校风奠定了基础。

改めて法律専門学校時代の「斎室規則」を詳しく読み、当時の建学条件の苦労さ、宿舎管理の厳しさがよくわかりました。これは人材を育て、学生の人格を律するためにも参考になりました。これもわが校の「勤勉、真実を求める、進取」と言う校風の基礎を築きました。

“愿君学长松，慎勿作桃李。”这一时期的兰州大学以萤烛之火，漫步于西北风沙与国之危难之中。九天之志，萤烛亦希日月之光。壁立万仞，自此文脉复河陇。

「君は長く堅実な松に學びて，慎み桃や李となる勿れを願う。」この時期の蘭州大学は蛍のような小さな光で、西北風砂と国の危難の中で成長してきました。九天の志、蛍の光も日月の光を望みます。万仞の壁、それから文化的な流れが再び河隴に復活します。