一緒に星を見に行こう！　中国の「星空経済」が急速発展中

中国気象サービス協会などの機関が16日に発表した「中国気象旅行発展報告（2024）」によると、「星空経済」の急速な発展にともない、「星を眺める旅行」が飲食消費と宿泊消費の急成長をもたらし、「星空旅行」の目的地とキャンプ地も次々に登場した。

同報告によれば、今年の夏の「星空観測ブーム」が観測スポット周辺の飲食・宿泊消費を大きく牽引した。例えば、8月12日夜から13日早朝までの「一年で最も多くペルセウス座流星群の流星が見られる時間帯」に先立つ2週間近くにわたり、旅行プラットフォームで「流星雨」に関する検索件数がその前の2週間より213％増加した。「星空旅行」の目的地として人気の寧夏回族自治区中衛市、内蒙古（内モンゴル）自治区烏蘭察布（ウランチャブ）市、黒竜江省漠河県などへの旅行の予約件数が倍増した。