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城倉正祥《唐代都城中枢部の考古学的研究》出版

中古史  · 公众号  ·  · 2025-01-23 15:22

正文

城倉 正祥 著
発行元 六一書房
出版年 2025/02
判 A4
ページ カラー10+10+本文493
六一ID N115151

ISBN 9784864451857


【内容】

本書では、唐王朝(618-907)が造営した都城を「唐代都城」と定義し、その歴史的意義を考古学的に追及することを目的とした。唐王朝が造営した長安城(京師)・洛陽城(陪京)は、同時代の東アジア諸国に大きな影響を与えたが、その歴史性を考究するには、広い視野で唐代都城を相対化する作業が不可欠である。そのため、唐長安城・洛陽城を中国都城の通時的発展史の中に位置付ける(第1章)とともに、同時代の地方都市との比較(第2章)、東アジア周辺国の都城との比較(第3・4章)を試みた。
その成果は、以下の通りである。
第1章では、秦~清までの都城の変遷・発展の中で、唐長安城・洛陽城を位置付けた。唐王朝の造営した都城は、7世紀中葉~ 8世紀中葉にかけて国際的に高い影響力を保持していたが、国内において後世の都城に強い影響を与えたのは、北宋東京開封城で成立した新しい様式だった。
第2章では、唐の安西四鎮の1つである砕葉城を分析対象とし、西域シルクロード都市の特徴を明らかにした。唐の国内においては、皇帝権力の中枢である京師・陪京を頂点とし、東では揚州城などの海港型、西では砕葉城など内陸型の交易商業都市が、それぞれ異なる機能と構造を持って展開した点を論じた。
第3章では正門、第4章では正殿の遺構に注目し、唐王朝が造営した都城と渤海・日本などの周辺国が造営した都城との国際的な比較を行った。分析によって、唐王朝の国家的儀礼の舞台であった宮城正門、正殿の構造が周辺国に強い影響を与えた点が明らかになった。これは、唐皇帝の主催する国家的儀礼に各国使節が参加することで得た情報に基づき、その舞台空間が模倣対象となった点を示唆している。特に、唐帝国の国内支配や国際秩序が1年に1度更新される儀礼、すなわち「元会」の舞台が主要な模倣対象となり、各国の支配体制に合致する形でその空間が二次的に再現された点が重要である。本書では、この現象を「儀礼(空間)の連鎖」と呼称した。外交使節を通じて取得した情報に基づく各国独自の選択的な模倣こそが、東アジアにおける都城の伝播の実態だと考える。
以上の分析を通じて、唐代都城の歴史性を考究した。発掘された遺構の考古学的な分析に基づく東アジア都城の研究は、文献史学・建築史学などの隣接分野とは異なる角度から、都城の歴史性を浮かび上がらせる作業に他ならない。

【内容】(中文)

本书将唐王朝(618-907)所营造的都城定义为“唐代都城”,并从考古学的角度探讨其历史意义。唐代长安城(京师)· 洛阳城(陪京)对同一时期的东亚各国带来了极大的影响,所以考察唐代都城的历史意义时,需要在宏观的视野下进行考察,通过多方面的比较研究来揭示其真面目。本书首先将唐长安城· 洛阳城置于中国都城的发展脉络中(第1章),然后试图将之与同一时期的地方城市(第2章)、以及东亚周边诸国的都城(第3 · 4章)进行比较研究。以下是本书的研究成果。

第1章把握唐长安城· 洛阳城在秦~清代都城发展史上的位置。从横向比较来看,唐王朝建造的都城在7世纪中叶~ 8世纪中叶有着强大的国际影响力。然而,从纵向比较来看,对中国后世都城产生强烈影响的则是北宋东京开封城所确立的新样式。

第2章以唐代安西四镇之一的碎叶城为分析对象,阐明了西域丝绸之路城市的特点。唐朝疆域内以皇权中枢所在的京师与陪京为核心,东部有扬州城等海湾型城市,西部有碎叶城等内陆型商业城市。这些城市都有着各自的功能、结构和发展脉络。

第3 · 4章分别着眼于正门和正殿遗址,对唐代都城和渤海· 日本等周边诸国的都城进行了国际性比较研究。分析表明,唐王朝举办国家礼仪的场所,即宫城正门· 正殿的建筑和空#38388;结构对周边各国产生强烈影响。各国使节通过参加唐朝皇帝主办的国家礼仪,获悉正门和正殿所在空间的信息,并将之作为各自都城的仿造对象。唐王朝为了明确国内外秩序,一年举行一度“元会”,其仪式场所成为最主要的模仿对象。周边诸国根据各自的政治体制,将举行元会的空间在各自的国土上重现。本书称之为“礼仪(空间)的连锁现象”。都城制度在东亚地区的传播,实际上就是各国根据外交使节带回来的信息仿造都城时,进行取舍选择的结果。

通过上述分析,本书考察了唐代都城的历史意义。有别于文献史,建筑史等相关领域,基于发掘遗址进行东亚都城的考古学研究,可以从另外一个视角把握都城的历史意义。

目  次

著者情報

序章 研究の課題と目的

第1章 中原都城から草原・明清都城へ 都城通史からみた唐代都城の位置
第1節 中国都城の通時的研究と今後の課題
1. 中国都城研究における通史的視点
2. 都城研究の考古学的展望 外郭城研究の重要性と将来性
3. 分析対象、分析方法、概念定義
第2節 中原都城(秦漢・魏晋南北朝・隋唐・宋)の平面配置
1. 秦漢の都城
2. 魏晋南北朝の都城
3. 隋唐・宋の都城
第3節 草原都城(遼・金・元)と明清都城の平面配置
1. 遼の都城
2. 金の都城
3. 元の都城
4. 明清の都城
第4節 中原都城から草原・明清都城へ
1. 中原都城の構造的特色と周辺国への影響
2. 中原都城から草原都城への変化とその意義
3. 都城の完成形 明清都城の構造的特色

4. 唐代都城の歴史的位置

第2章 唐砕葉城の歴史的位置 都城の空間構造と瓦の製作技法に注目して
はじめに
第1節 唐砕葉城の調査研究史と課題
1.アク・ベシム遺跡の位置・歴史と平面配置
2.文献に記載される唐砕葉城
3.アク・ベシム遺跡に関する調査研究略史
4.アク・ベシム遺跡の発掘された主要遺構
5.論点と課題
第2節 唐砕葉城の空間構造とその特色 西域都市・中原都城との比較から
1.衛星画像の分析に基づく唐砕葉城の平面配置
2.唐代西域都市の空間構造と砕葉城
3.北庭故城と砕葉城の設計原理
4.唐代都城の階層性とその展開
第3 節 唐砕葉城出土瓦の製作技法とその系譜
1.対象資料と用語の整理
2.砕葉城出土板瓦の製作技法
3.砕葉城出土瓦当の年代と系譜
4.西域都市の瓦生産とその系譜

第4節 唐砕葉城の歴史的位置

第3章 東アジア古代都城門の構造・機能とその展開
第1節 東アジア古代都城門の研究史と課題
1.思想空間としての唐代都城と「門遺構」研究の意義
2.中国古代都城門の研究史
3.日本古代都城門の研究史
4.本章の比較視座と研究課題
第2節 東アジア古代都城門の分析視角
1.分析対象と分析方法
2.中国都城門の種類と構造
3.日本都城門の種類と構造
第3節 中原都城(漢・唐・宋)と草原都城(遼・金・元)の門遺構
1.漢の都城門
2.魏晋南北朝の都城門
3.唐~宋の都城門
4.遼・金・元の都城門
第4節 高句麗・渤海都城の門遺構
1.高句麗の都城門
2.渤海の都城門
第5節 日本都城の門遺構
1.7 世紀の都城門
2.8 世紀の都城門
第6節 東アジア古代都城門の構造・機能とその展開
1.連体式双闕門の発展と唐代都城門の諸類型
2.唐代都城の構造と門の階層性 含元殿の成立
3.唐代都城の解体と再編成 北宋以降の正門の変遷
4.唐代都城門の東アジアへの展開

おわりに

第4章 太極殿・含元殿・明堂と大極殿 唐代都城中枢部の展開とその意義
はじめに
第1節 東アジア古代都城中枢部の変遷に関する研究史
1.日本都城における中枢部の研究
2.日中古代都城の比較研究
3.中国都城における中枢部の研究
4.論点と課題
第2節 東アジア古代都城の遺構比較に関する方法論
1.比較視座と方法論






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