吉川忠夫《魏晋清談集：『世説新語』を中心として》再版

中古史 · 公众号 · · 2025-03-09 08:33

正文

三国志の英雄や竹林の七賢をはじめ、３～５世紀の人々の言葉と行動、そして時代のエートスを警抜で機知に富んだ表現で活写する。

著者	吉川忠夫著
出版社	法藏館
ジャンル	歴史・資料 > 歴史
シリーズ	法蔵館文庫
出版年月日	2025/03/15
ISBN	9784831826923
判型・ページ数	文庫・464ページ
定価	本体1,500円＋税

三国志の英雄や竹林の七賢をはじめ、３～５世紀の人々の言葉と行動、そして時代のエートスを警抜で機知に富んだ表現で活写する。

解説
一　『世説新語』――真実をうがつ
二　魏晋の時代――単眼から複眼へ
三　『世説新語』の評価
四　本書の構成

第一部　清談がつづる魏晋小史
一章　三人の英雄たち　　（一～一四話）
二章　司馬氏の抬頭（一五～二一話）
三章　つかの間の天下統一（二二～三二話）
四章　江南の囚われ人（三三～四〇話）
五章　苦悩する東晋王朝（四一～五六話）
六章　桓温の登場（五七～七七話）
七章　謝安の勝利（七八～九四話）
八章　東晋王朝の落日（九五～一〇六話）

第二部　人間、この複雑なるもの
一章　竹林の七賢（一一三～一七七話）
二章　学問（一七八～一八九話）
三章　哲学と文学（一九〇～二〇五話）
四章　談論（二〇六～二二三話）
五章　名言（二二四～二三五話）
六章　正義派、またはまじめ人間（二三六～二四七話）
七章　意地っぱり（二四八～二五四話）
八章　豪気（二五五～二六〇話）